円安・円高とはどういうことか

円安・円高とはどういうことか

世界中で外国為替の取引が行われていますが、その際の交換レート(為替レート)は、いつも同じわけではありません。先進国を中心に変動相場制となっていて、変動相場制では、需要と供給により価格が決まります。例えば円を買いたい人が多ければ円の価格は上がり、円を売りたい人が多ければ円の価格は下がります。

 

通貨の値動きは、経済に影響を与えますから、「今日の円相場は、◎円◎銭の円高」などとテレビや新聞で報道されます。では、実際に数字がどう動けば円高なのでしょうか。

 

円高とは、文字通り円か高くなるわけですから、より少ない円で外貨が買えます。つまり為替レートにおいては円の数字が小さくなったら円高です。米ドル円の場合、1ドル85円から1ドル80円になったら円高が進んだことになります。この円高、円安を利用して利益を狙う金融商品がfxなのです。

 

円安は、その逆ですから、円の数字が大きくなります。Iドル85円から1ドル90円になれば円安が進んだことになります。

為替レートの動きを利用して利益を上げる

この為替レート(円安・円高)の値動きを利用して利益を上げることができるのです。

 

1ドル85円のときに1万ドルを買ったとします。投資額は85万円。その後、1ドル90円になったときに、持っていた1万ドルを売って円に戻しました。すると90万円の円か手に入ります。5万円の利益です(手数料などは考慮していません)。
外国為替の取引では、円高で外貨を買って、円安で円に戻せば利益を得ることができます。逆に、円安で外貨を買って、円高で円に戻すと損をしてしまいます。

 

では、為替レートを動かす要因にはどのようなものがあるのでしょうか? 為替レートは需要と供給により決まりますが、通貨が買われたり、売られる理由はさまざまです。貿易で増えた外貨を自国通貨に換える、金利の低い通貨を売って金利の高い通貨を買う、より信用の高い通貨を買うなど。国ごとの政治や経済の状況、金融政策、投資家の行動などが、通貨の売り買いに影響を与えます。複数の要因がからみあい、そこに利益を求める投資家の心理も重なって、為替レートは日々刻々と動いています。

 

外貨投資は、為替レートの動きを予測することから始まります。

 

 

ポイント為替差益と為替差損って何?

 

外貨を買って売った場合、あるいは外貨を売って買い戻した場合に、買値と売値との差により生じた利益を為替差益という。逆に、買値と売値の差により生じた損失を、為替差損という。

 

例えば今後円安ドル高に動くと思い、1米ドル=82円で米ドルを買ったとする。思惑通りにドル高になり、1ドル=85円で米ドルが売れたとすると、その差の3円が為替差益(手数料等は考慮しない)。逆に思惑がはずれ、1ドル=80円、損切りで売ったとすると、その差の2円が為替差損手数料等は考慮しない)ということだ。外国為替市場は24時間どこかの市場が開いているため、東京市場が閉まっている時でも為替レートが大きく動く可能性があるので注意が必要だ。

 

円高、円安のイメージ図

 

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